野村監督と「カールじいさんの空飛ぶ家」

野村克也元監督が亡くなりました。
今朝はそのニュースに驚きと寂しさを感じました。

野村監督が楽天の監督時代
私たち家族は何回も何回も球場に通いました。
チームの勝利に一喜一憂し、
監督の試合後のインタビューも
何をぼやくのか？期待し、
いろいろな楽しみがありました。

そして選手にもほどよい緊張感がありました。

今日はそんな野村監督時代の楽天を
懐かしく思い出しています。

野村監督が楽天の監督だった2009年、
「カールじいさんの空飛ぶ家」という
ピクサーのアニメ映画が公開されました。

カールじいさんの空飛ぶ家 [DVD]

その映画のプロモーション監督に野村監督が就任し、映画のPRイベントなどにご夫婦で出られてました。

私は幸運なことに
公開前の試写会とイベントに当選し、
当時小学生の娘と二人で参加しました。

「カールじいさんの空飛ぶ家」は
78歳のカールじいさんが最愛の妻エリーに先立たれ、彼女との思い出が詰まった家で一人暮らし。
そんな中、家の周りは再開発が進み、
妻との思い出の家の立ち退きを迫られる。
カールじいさんはエリーと約束していた南米に行くことを決意する。
住み慣れた家に無数の風船をつけて、
家ごと冒険の旅に出る。

野村監督とカールじいさんがリンクしてしまいます。
沙知代夫人に会う旅に出られたのでしょうか。

イベントで監督はカールじいさんに扮し、
白髪のカツラと黒ぶちめがねで現れ、
その日は沙知代夫人とお孫さん二人も会場にいらしてました。
ご夫婦仲がよくて、お孫さんにデレデレで、
本当に温かい気持ちになるイベントでした。

当日その後、
楽天の試合があって
始球式は沙知代夫人が投げて
野村監督がキャッチャーという
めちゃめちゃ盛り上がる場面を
家に帰ってからテレビで見たことを鮮明に覚えています。

毒舌だけれども愛のあるご夫婦。
羨ましいですね。

野村監督とカールじいさん、楽天時代…
今日はそんなことを懐かしく思っています。
御冥福をお祈りいたします。

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