10月1日に起こったシステム障害によって
東証の全取引がストップしました。
NTTドコモのTOBが話題になっていただけに
東証の全取引ストップのニュースが気になりました。
東証が完全にシステム化されたのが1999年、
21年ほど経つんですね。
それまでは立会場で多くの人が動いて
取引していました。
(懐かしいなぁ)
テレビでよく見たものです。
ところで30年ほど前に証券会社にいた私は
お客さんからの株式の注文を電話や店頭で受けていました。
今のように個人が株の取引をパソコンやスマホでする時代じゃなかったですからね。
店頭で受ける注文ならまだいい。
お客さんの顔が見えるし、
その場で確認もできる。
厄介なのは電話での注文。
売りと買いを間違ったり、株数を間違ったり…
電話でのやり取りなので
何度確認しても
極、極、たまに間違った注文を受けることがあります。
売りって言われて保有してる株がなければ
もちろん分かりますが(^_^;)
買いって言われて保有してる株もあると
念には念を入れて確認です。
お客さんも場中で値動きが活発だと
早く注文入れたくて焦っていたり、
電話注文は気を遣いましたね。
万が一間違った注文を流した時でも
お客さんの責任か、社員の責任か、
確証が持てないところがありました。
難しい。
もちろん大問題ですけどね。
そんな時代を経て
今や完全システム化。
個人が自分でパソコンやスマホで注文できる。
もちろん、個人の責任においての注文!
あんなに気を遣った売買注文を
お客さんが自分でやってくれるって
肩の荷が下りた感じでしょうか。
もう30年も前の社員ですからね、
そんなこと誰も思っちゃいないかもしれないですね。
システム化されて売買は手軽になっても
不具合が起こることはある。
人間も機械も完璧ではないんですよね。
機械の不具合を人間が修正して、
人間の仕事を効率よく機械が働いてくれる。
加えて最近はロボットやAI が優秀すぎて
全然話題についていけてません!
分からないことだらけ…
結局、人間が苦労してる部分を
機械が補ってくれて
共存しながら楽しく便利を
この先もずっと追及し続けるんですかね。
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