長女がこんな話をしていた。
「会社の先輩、退職代行使って会社辞めたんだよね」
えっ、以前テレビでやってたわ。
最近、退職代行使って新卒者が会社辞めるケース。
退職に関すること全部代行してくれて、
上司と会わずに辞めていく、
そう言ってた。
先輩だから新卒者じゃないけれど、
若者ではあるね。
「会社に来ないと思ったら、代行から電話かかってきて、会社辞めますって。」
それでいいのか?
なんか違和感を感じてしまう。
時代についていけないのか?私。
でも、退職後のなんだかんだ手続きあるでしょ。
「それも、全部代行がやってくれるから、会社に来ないで辞めた。」
頭が益々ついていかない。
じゃあ何?
お世話になりました、とか
嫌な上司でも、仲良かった同僚でも、
一言の挨拶もしないでバイバイって、
自分も仕事の仲間もモヤモヤしないのかい?
新卒者がゴールデンウィーク明けに退職代行使って辞めるっていうなら、まだ分かる。
上司とも同僚ともまださほど関わりもなく、
まだ責任ある仕事を任されていない時期だし、
でも、入社してすぐに辞めるとは言いづらい。
いや、辞めると言いづらいのは、
何年経っても同じことではあるか。
自分にも経験がある。
何日も何日も、上司に言おうと思っては止め、
どう言おう、って悩んだ過去がある。
その時に手軽に使える退職代行があったら使っただろうか?
たぶん答えはNOである。
自分の気持ちがスッキリしない。
いくら会社が嫌で、上司や先輩との関係も嫌で、
パワハラ、セクハラ…
↑これは普通に昔はあったと思われる
それでも、自分で退職の意思を伝えるのが
自分の中での前提だった。
退職代行使って会社辞めて、
街中でたまたま会ったりしたら、
気まずいし、お互い気分のいいものじゃない。
そこが焦点ではないかもしれない。
でもそんな場面も想像してしまう。
確かに退職代行サービスがあれば、
会社は辞めやすい。
調べてみると、
会社を辞めたいのに引き留められたり、
嫌がらせを受けたり、
そんな人たちの相談から弁護士の業務の一貫としては、すでにあったそうです。
つまり退職代行してもらうには、
・退職代行サービスを使う
・弁護士に依頼する
この二つが選択できます。
そして費用は、
・退職代行サービス 約3~5万円
・弁護士 約5万円
※業者によって異なります。
また、変動している可能性もあります。
ここで注意しなければならないことは、
退職代行サービスには制約があるということ。
・会社に退職の意向を伝えること
・退職に必要な事務手続きを代行すること
これが退職代行サービスができる範囲です。
退職の時期や条件の交渉、協議などは退職代行サービスは行うことができません。
その点では会社とトラブルになる可能性も否定できないので、注意が必要ですね。
退職代行サービスは単純明快で、
会社を辞めることを伝え、その手続きをしてくれる。
条件交渉はできない。
その点が不安な場合は弁護士に依頼した方がいいかもしれません。
弁護士であれば、退職条件の交渉や退職に関する法律的な相談もできるからです。
費用に関しては上記のとおり、弁護士が少し高くなるようです。
しかし…
便利といえば便利。
自分で退職するって言わなくても辞められるのか。
お金さえ払えば簡単に会社を辞められる…
もちろん、
辞めたくても会社から引き留められたり、
様々な条件でなかなか辞められなかったり、
理不尽な思いもしたり、
そこで仕方なく代行に依頼する人もいる。
まあ、それは私が考えることではないね(^_^;)
もちろん本人が選択することだし、
需要があるから、こうやって代行サービスが成り立つ。
こんなサービスがあるから、いざというときには役に立つかも!
そんな安心感を持っていればいいかな。
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