アラフィフ まあみんの日常 ~母と娘たち

母娘の毎日 女子は難しいけど楽しいよ 時々お出かけ 日々思うことを思いつくまま書いています 

C.W.ニコルさん、日本を愛し、自然を愛し、故郷を愛した人

C.W.ニコルさんが亡くなりました。
作家として、自然保護の活動家として
以前はテレビで見ることも多かったのですが、
近年はガンのため入院されていたようです。


ニコルさんとお会いしたことがあります。


2011年、東日本大震災の後、
私たちの住む街でも
放射線量を気にしながらの生活。


目に見えないものを気をつけるって
なかなか難しい。
最近のコロナウイルスもそうですよね。


放射線の場合も
外にいる時間を極力減らして、
子供は家の中で遊んだり、
外では帽子を被ったり、マスクをしたり…
それが対策になっているのかも分からない。
手探りの生活。


さすがにストレスも溜まってきて、
疲れていました。


そんな時に、
小学生だった娘が
学校からもらってきたチラシ。

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被災地の親と子を長野の森に招待し、
日頃の疲れを癒して
リフレッシュしてほしいという企画でした。


すぐさま私と三女は応募しました。


そのチラシには
C.W.ニコルさんのことも載っており、
その時点で私たちは、
テレビに出ている人、くらいの認識で
もしかしたら
ニコルさんに会えるのではないかと
期待していました。


募集人数も限られる中、
すっかり行けるものだと
実は謎の確信を持っていました(^_^;)


絶対に行きたい!行きたい、行きたい…
が、行ける、行ける…に変換。


思いが伝わったのか
私と三女は長野の森に招待していただきました。


長い長いバスの旅。
着いた森は、奥深い山。
空気が澄んでいるのが分かる。
気持ちがいい。


その森にいたニコルさんは
テレビで見るそのままの人でした。


森に着いたら
親と子供は別行動。
親も子もそれぞれが自分の時間を
ゆっくりと過ごす計らいが嬉しかったです。


ニコルさんから
いろいろな話を聞きました。


日本は北に流氷、南にサンゴ礁
世界で最も生物の多様性に富んでいる風土を持つ国だと。
日本の自然は素晴らしいと。


そんな自然豊かな国に住む私たち日本人は、
経済の成長と共に
自然の素晴らしさを忘れてしまったのか
森林を伐採し、
人工林に植え替えてしまった。
そして、
様々な理由でその森も放置されて
荒れ果ててしまった。


それを知ったニコルさんは
長年放置された幽霊林と呼ばれる森を買い取り、
森の再生活動を始めます。


「美しかった頃の日本の森に戻したい」

ニコルさんと賛同される方々の活動によって
少しずつ森が再生され、
森には多くの生き物たちも戻ってきたと言います。


間伐をし、
一本一本の木に陽の光と栄養が行き届くように
手入れされた場所。
「アファンの森」と名付けられたこの森は
本当に荒れ果てていたのか?と思うほど
小鳥の鳴き声が心地いい、
ゆっくりと深呼吸したくなるような場所でした。


夕食をニコルさんに招待されました。
親だけの特権です\(^_^)/


なんと、
ニコルさん自ら調理したジビエ料理です。
ご自身で狩猟し、
捕ってきたシカ肉を調理し、
ハンバーグステーキをご馳走していただきました。


今でも覚えています。
白い調理服を着たニコルさんが、
ニコニコして
顔を紅潮させながら料理を運んでくる姿。
(思い出しながら泣けてきます)


なんて贅沢な時間。


そして
ジビエを初めて食べた私ですが、
こんなにも美味しいなんて(⌒‐⌒)


ニコルさんは
美味しいワインも用意してくれました。


10月とはいえ、
山深い森の夜は冷え込む。
薪の暖炉の暖かさと、
ニコルさんの美味しい料理と、
優しい雰囲気に包まれながら、
親たちの素敵な時間を過ごしました。


宿泊先も別々だった親子。
次の日娘に
ニコルさんの料理をご馳走になったと伝えたら、


全力で
「ずるい~!!!」って
言われましたけどね(^_^;)


子供たちは
森で木の枝でパチンコを作ったり、
ハンモックで寝転んだり、
木に吊るした手作りブランコをしたり、
ターザンロープで遊んだり…

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当時の信濃毎日新聞より

森の中での遊びを
満喫していたようです。


最後の夜は
キャンプファイアで親も子も火を囲み、
手作りのお煎餅を焼いたことを覚えています。


私も娘もそれぞれの時間を楽しんだ、
ニコルさんとの大事な思い出が宝物です。

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「アファンの森」
ニコルさんの故郷ウェールズでは、
石炭の採掘と
その後の廃坑で荒れ果ててしまった森を
人々が甦らせたといいます。
その森は「アファン森林公園」


そのことを知り、
ニコルさんは森は甦ることができると
本の森の再生に尽力されました。


日本を愛してくれたニコルさん、
故郷の森の再生した場所にちなみ
この地「アファンの森」の名前も
故郷ウェールズへの愛が感じられます。


自然を愛した人。


私たちに
自然の楽しさと素晴らしさ、
重要性、
そして美味しさも教えてくださって
ありがとうございます。

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思い出と感謝は尽きません。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。





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