震災から10年。
初めて震災遺構の荒浜小学校に行ってきました。
我が家から車で20分ほどの距離。
こんなに近い場所なのに
なかなか来る勇気がありませんでした。
そして
内陸と沿岸部の被害の大きな違いを
改めて感じました。
津波が襲った2階のベランダが大きく破損しています。
津波は校舎1階の天井まで浸水し、
2階の床上40cmまで到達したそうです。
1階の教室は津波が突き抜けていきました。
校舎から外を見た様子。
震災前は住宅や海岸沿いに松林が広がっていた地域です。
深沼海水浴場がすぐ近くにあって、
夏は多くの人で賑わっていたことを思い出します。
今は周りに何もなくなってしまって
海まで見通せるようになっていました。
10年経った現在も
周辺は復旧作業をしています。
津波到着時間の15:55で止まった時計が
展示してありました。
当時、体育館に架けられていた時計だそうです。
屋上から海の方を見た様子
海水浴場に向かう細い道、
両側に住宅が建ち並ぶ様子、
海まで続く松林、
昔の荒浜の様子を
自分の頭の中で思い起こしながら、
海の方向を
ただ眺めるしかありませんでした。
10年経ってやっと訪れることができた
ものすごく近くて
ものすごく遠かった場所です。
やっぱり様々なことを考えさせられます。
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